平屋にはデメリットもあるので注意

平屋にはデメリットもあるので注意

平屋住宅を建てたいとお考えの方も少なくないものと考えられますが、2階建や3階建の住宅と比較するとデメリットとなる部分もありますので、そのことについても十分に理解しておくことが望ましいと言えるでしょう。
最も大きなデメリットとなるのは、同じ建坪である場合に延床面積が少なくなってしまうということです。
建坪が20坪であれば2階建て住宅の場合には計算上はその倍である延床面積が40坪の住宅とすることが可能となりますが、平屋の場合には上方向の居住スペースを計算することができませんので、結果的に広さに関しては制限のあるものとなってしまいます。
家族の人数が少ない場合や、広さを必要としない場合には大きな問題となることはありませんが、比較的土地面積の狭い場所に平屋の住宅を建設したい場合には、広さに関して物足りなさを感じる場合があることを心得ておくことが必要でしょう。
コンパクトで生活しやすい住宅を希望する方にとっては、平屋がおすすめとなりますのでライフスタイルに合わせた住宅形態を選ぶことが重要です。

平屋の敷地は大きめのものを用意する必要があると考えておくべきです

平屋は高齢になっても効率的にスペースが使えて魅力的ですが、建築するとなると敷地としてどの程度の広さが必要なのか気になるところです。
建物の大きさを超える面積が必要なのは当然ですが、建ぺい率を考慮することを忘れてはいけません。
土地に対して何パーセントまで建物を建てることが出来るのかを定めた割合が建ぺい率ですが、土地によって違いがあります。
敷地に建ぺい率をかけた数字が、建てたい平屋より大きいことを確認する必要があります。
もちろん形状も注意しておかなければいけないことの一つです。
数字上の面積が上回っていても、形に問題があって建てられない場合もあります。
建物が無理なく収まる形状であることも注意して確認する必要があります。
更に、二階建てや三階建てに比べると、全てを一階部分に収めることになるのが平屋ですから、当然大きくなります。
家族で暮らす住宅として考えている場合は、大きな土地を用意しなければいけないことも知っておくべきことになります。